私は和円教育学院に2019年10月に入学しました。3ヵ月後(1学期が終わった後)「自分に挑戦したい」との思いが強くなり特進クラスへ入る試験に挑戦しました。特進クラスでは、教え方が上手な先生方や今でも親しくしている友人にも出会い、私が入学して良かったと思うことの一つです。
中国には女子校が少ないので、もともと女子大学に強い関心を持っていました。お茶の水女子大学のホームページに「時代を先取りする先見性と強い自立心を培うことを理念としています」という文章を見て、強く共感しました。自立した思考力と研究力を持った女性になることは、自分自身の目標でもあったため、お茶の水女子大学にチャレンジすることにしました。現在は、比較社会文化学専攻 アジア言語文化学コースに在籍し、将来は中国と日本の文学作品の相互翻訳や研究をしたいと思っています。
受験を振り返って思うことは「千里の道も一歩から」です。最初は多くの文献や資料を探しても、研究計画書を書き始めることが出来ませんでした。ただ「行動力」は本当に大切です。そして、最初の言葉を書くためには「決意」が必要なのです。そうすれば全文を仕上げることが出来る日が必ずやってきます。
私が努力した点としては、先生や他の優秀なクラスメイトの言い方や発音などを注意深く聞き、それをよく覚え、自分の日常会話で実際に使ってみることを意識して実践していたことです。そうすることで、緊張することなく自分の考えをはっきり表現することが出来るようになりました。
皆さん、ぜひ日本に留学することを躊躇しないでください。ここでは常に新しいことが学べます。
日本語を母国語としない留学生にとって、ネイティブスピーカーから学べることは必ずあります。それは本に書かれている文法だけではなく、先生方の日常的な会話表現や、日本文化のアウトプットも含まれているからです。日本に溶け込むには、まず日本語を学ぶことから始まります。最終的には語学力が必要になりますから、まず最初にこの基礎固めをしっかりとしておくと良いのではないかと思います。